How to make Rod Biulding

ロッドビルディングは難しいことではありません。誰でも楽しみながら作ることが出来ます。勿論最初から
プロ並には出来ませんが、経験を積めばプロが作るようになれます。最初は既製品のグリップなどで始め
られることをお勧めします。何本か作られて自信を得られましたら、コルク用の旋盤などお買い求めされ
ますと、オリジナリティ溢れるロッドを作ることが出来ます。ここで簡単ですが手順を示します。お断り申し
ておきますが、ここでお見せするロッドは既製品のグリップではなく、コルクリングから削りだしていくタイプ
です。




先ず一番最初に行なうのが、バックボーンの位置を探すことからです。
ブランクを持たれ、圧力をかけながら回していきます。ブランクの一番
硬い部分と柔らかい部分とがお気づきになると思います。ロッドのアク
ションを比較的柔らかめに仕上げる場合、柔らかな部分に対し180度
の位置がガイドを取り付ける場所になります。2PCの場合すべて同一
面でガイドを取り付けられても構いませんし、ティップを柔らかい面、
バットを硬い面にされても構いません。


位置が決まりましたら、ダーマートかクレヨンでブランクにマーキング
しておきます。マーキングは最後まで消されずに残しておいた方が
作業がやくです。


5分硬化のエポキシの2液性接着剤を用意します。


ブランクと取り付けるリールシートの隙間を埋める為、ロッド専用のマス
キングテープ(1/4インチ)を間隔を空けて、ブランクに貼り付けします。
勿論マスキングテープ以外に糸などでも構いませんが、後で旋盤で削る
ので、センターを正確に出すには、やはりロッド用のマスキングテープが
いいと思います。取り付けた後2液性のエポキシの接着剤をよく攪拌して
マスキングテープ及びブランクに塗布します。


リールシートを取り付けます。接着剤ははみ出さないように注意して
ください。はみ出した場合シンナーなどで綺麗に拭き取られてください。
仕上げに影響しますので。位置がずれないようにテーピングして
おきます。


次に2液性の15分硬化のエポキシを溶いて、コルクリングを取り付けて
行きます。当店では12リングでグリップを製作しております。ブランク
及びコルクに多めに塗布した方が無難です。コルクの径が小さくて合わ
ない場合事前に削られて、ギャクにコルク径が大きい場合、下糸をブランク
に巻きつけ、瞬間接着剤なので肉盛されると良いでしょう。必ず15分硬化
の接着剤を使われ金属ベラなどで塗布してください。又、ゴム系(ボンド
G17など)は接着面が空気に触れにくいので硬化ミスが起こりやすくなる
ことが多々あります


コルクを全部接着された後で、クランプで圧着します。クランプは簡単に
自作することが出来ます。ホームセンターでズンギリ(ネジだけの棒)と
平ワッシャー、ズンギリに合う蝶ネジと、ラワンなどの木材にドリルで穴を
空けて作ります。圧着されませんとコルク同士に隙間が生じ見た目が悪く
なります。


完全に接着されましたら、コルク用旋盤にグリップ付きのブランクを乗せ
ます。コルク用旋盤を回転させグリップがブレない位置に高さを調整します。


コルク用旋盤を回転させながら#40の金属用耐水ペーパーでコルクを
削っていきます。あくまでも作業は焦らず丁寧に行ないます。耐水ペーパー
が旋盤に巻き込まれないよう注意してください。金属用の旋盤ほど高速回転
はしませんが、気をつけて作業されてください。


徐々に耐水ペーパーの番手を細かい物に変えながら削っていきます。
当店の場合#40/#100/#180/#240/#320/#400/#600
#800/#1000/#1200と使い分けています。


#1200で削りが終了です。


取り付けるガイドのフット部分を丁寧に削ります。この作業を行いませ
んと、仕上がりの見た目が悪くなりますので必ず行なってください。


■ グリップの取り付け&削り ■


■ ガイドの取り付け&コーティング ■

ガイド位置にマーキングしておきます


ガイドの片方をロッド用マスキングテープで固定します。


ビルディング用のスレッドでガイドを取り付けします。マスキングテープで
スレッドを止めガイドの先端部分から巻き始め、5mm程度行ったところ
でマスキングでとめたスレッドをカットします。ループ状にしたモノフィラ
メントを途中でスレッドに巻き込み、ガイドの根元にスレッドが来ましたら
スレッドを数センチ残してカットし、ループにスレッドを通し引き抜いて
スレッドを綺麗にカットします。


フレックスコートのA液とB液を必ず3ccづつ正確に取り、ミキシングカップに注ぎます。その時に注射器に
なるべく泡を入れないように注意してください。冬季などの寒い時期は事前にフレックスコートを暖めておき
ます。3ccづつミキシングカップに入れた後、TMCのヘッドセメント用の薄め液を3〜6cc入れて、フレック
スコートを希釈します。その後5分間放置し、混ぜた時に生じた気泡を浮かばせます。コーティングが上手く
行くかどうかは、この作業の影響が大です。フレックスコートはどんな時にも必ず3ccを守ってください。後
フレックスコートを開封されたら1ヶ月以内に使い終わることです。間を空けて使用した場合、硬化ミスが
起きる事が多いので、その点にも注意が必要です。


コーティングは一度に多くのフレックスコートを塗らないことが大切
です。薄く薄く仕上げることが綺麗に仕上がるコツです。必ずロッド
モーターを使われてください。コーティングする場合、埃が立ちにくい
場所が最適です。場所が無い方はタンスの上などが良いでしょう。
埃は上から下に落ちていきますので、位置が高いタンスが便利です。
コーティングしてから必ず24時間は空けて下さい。次のコーティング
に入る前に#800の金属用の耐水ペーパ−で表面についた埃を研磨
してください。


文字入れは水生インクを使われてください。水生インクが無い場合
水彩絵の具を薄められて書かれると良いでしょう。文字を入れる時に
ブランクにインクが乗りやすくする為に、事前に金属用耐水ペーパー
の#800で軽く研磨してください。

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